いろいろなエネルギー
エネルギーとは”仕事をする能力”のことでした。
例えば扇風機は、電気を使って羽を回しているので、扇風機は電気を使って仕事をしていると言えます。電気が持つエネルギーを電気エネルギーといいます。
いろいろなエネルギーを学んでいきましょう!
電気エネルギー・・電気が持つエネルギーで、他のエネルギーに変換しやすく、最も使いやすいエネルギー。
例)モーター、扇風機、ラジコン
弾性エネルギー・・バネなどを変形させた時、もとに戻ろうとするエネルギー
例)トランポリン、ボールペン
化学エネルギー・・物質が持つエネルギーで、カイロのように、化学変化させることで取り出すことができる。
例)カイロ、食べ物
熱エネルギー・・熱が持つエネルギーで、発電所では熱エネルギーを使ってタービンを回すことで電気を作っている。
例)ストーブ、火力発電
光エネルギー・・光が持つエネルギーで赤色の光よりも青色の光のほうが持っているエネルギーが大きい。
例)蛍光灯、LEDライト、太陽光発電
音エネルギー・・音が持つエネルギー
例)楽器、スピーカー
核エネルギー・・核が持つエネルギーで、核反応によって莫大なエネルギーが取り出せる。
例)原子力発電、原子爆弾
これらの種類が違うエネルギーを利用して私たちは生活することができています。
エネルギーの移り変わり
エネルギーは別のエネルギーに移り変えることができます。例えば、夜に自転車をこぐとライトがつきますよね、この時運動エネルギーが光エネルギーに移り変わっています。
このような移り変わりを行って、エネルギーの変換をすることで、豊かな生活をすることが可能になっています。特にエネルギーの変換がしやすいのは電気エネルギーなので、数多くの場所で利用されています。
下のエネルギーの移り変わりの図を見て、例を考えてみましょう!
図のように、エネルギーは互いに移り変わっています。もちろんそれ以外のエネルギーも移り変わります。エネルギーが移り変わる例を考えてみましょう!
キャンプなどで火を起こす時に火起こし器を使ったことがありますか?火起こし器は高速で木を回転させて、摩擦熱で発生した熱エネルギーで火を起こします。
つまり火起こし器は運動エネルギーを熱エネルギーに変換する道具といえますね。
太陽光発電は太陽の光から発電を行うことができる道具で、光エネルギーを電気エネルギーに変換していますね。
冷蔵庫は電気によってものを冷やすことができますが、これは中に入っている「ペルチェ素子」という部品によって温度の移動が行われているからです。
ペルチェ素子は電気エネルギーを熱エネルギーに変換をしています。
このように様々な道具によって、私たちは必要なエネルギーを取り出しています。
まとめ
エネルギーは弾性エネルギーや電気エネルギーなど、いろいろな種類がある。
いろいろな道具によって、エネルギーを移り変えることができる。
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