- 中学校で習う6つの力を覚えよう！
それじゃあ授業スタート！
力にはどんなものがある？
ウィンガーディアムレビオサー！
ダメダメ！ウィンガーディアムレビオーサよ！
って何してるの？
「魔法の力」を手に入れたいんだ！
確かに魔法は使えるようになりたい！でもこの地球にはたくさんの力があります！
思いつく「〜力」って言葉たくさんあげてみて！
握力、筋力、水力、風力、女子力、努力、協力、、、
たくさんあるね！
20、30個ぐらい思いつくかな？
でも中学校の理科で習う力は「６つ」しかないんです！
え！たったそれだけ！？
はい！
そんな６つの力について勉強していきましょう！
６つの力を学ぼう！
前回の学習で力には３つのはたらきがあることを学びました！
この3種類のはたらきを行うことができるのが力です！
そんな力の種類を覚えていきましょう！
中学校で覚えておいた方がいい６つの力はこちらです！
離れていてもはたらく力？
そうです！
人をパンチ！ってのは力を加えていることになりますが、パンチした手を相手が触れていないと力は伝わりません！
力は基本的には触れているものにしかはたらくことができませんが、「重力」「磁力」「電気の力」は離れていてもはたらくことができます。
弾性力
例えば、自分のほっぺを引っ張ってみると、伸びますが、力を抜くともとに戻りますよね。このもとに戻ろうとする力が弾性力です。
バネは弾性力が大きいから戻る力が大きいってこと♪
ほかにも、バスケットボールはドリブルすることができますね。
ボールを床に投げた時、床でボールはへこみます（力は物体の形を変えることができる）、へこんだボールはもとに戻ろうとして、床を押す弾性力がはたらきます。この力によってドリブルができるわけですね。
弾性力は「物体がもとの形に戻ろうとする力」のこと
摩擦力
学校の校門を閉めようと押してもなかなか動かないですよね。
これは、門に触れている床が門の動きの逆向きに摩擦力をはたらかせているからです。
基本的に触れている物体はお互いに離れたくないと思ってください！
そして触れている面積が大きいほど、摩擦力は大きくなります！つまり、離れにくいわけです。
ラブラブなカップルみたいなイメージです！
例えば、2冊のノートを下の写真のように重ね合わせると、強い力で引っ張ってもなかなか取れません！
触れている面積が多いので、摩擦力が大きくなっているんですね！
摩擦力は「２つの触れ合っている物体同士が動きを妨げようとする力」のこと
垂直抗力
垂直抗力の一番わかりやすい例は机の上に置いてある物体です。
机の上にある物体は、地球からの重力を受けて下に落ちるはずです。しかし、机の上にあると落ちません。
これは机が地球とは逆方向に力を加えているからです。
垂直抗力については、もう少し後から詳しく勉強します！
詳しくはこちらの学習を読んでください！
垂直抗力は「物体が面に接しているときにその面にはたらく垂直な力」 のこと
磁力
磁力は、その名前の通り磁石の力のことです！
磁石はN極とN極、S極とS極はしりぞけあい、N極とS極は引きつけあいます
また、鉄やニッケルなどの一部の金属や砂鉄を引き付けることもできます。
磁力は離れていてもはたらく力です！
離れた場所のマグチップ（金属）も引き寄せられているのがわかりますね。↓
磁力は「磁石のひきつけたり、反発したりする離れてもはたらく力」 のこと
電気の力
電気の力も磁力と同じように、＋の電気同士、－の電気同士はしりぞけあい、＋の電気と－の電気はひきつけあいます。
一番イメージしやすいのは静電気ですね！
細かく裂いたビニールテープを擦ると、静電気が発生してひも同士が広がる簡単な実験が家でもできます！
ほかにも、頭を下敷きでこすって持ち上げると、髪の毛が静電気でぶわっと広がりますよね。
これは、髪の毛に＋の電気がたまり、それぞれの髪がしりぞけあった結果、離れようとして上のほうに広がるわけです。
電気の力は「磁石のひきつけたり、反発したりする離れてもはたらく力」 のこと
重力
この力はニュートンが発見しました。リンゴが落ちるのを見て気が付いたという話は有名ですね。
重さのある2つの物体がひきつけあう力のことを引力といいます。
特に地球が物体を引く力を重力と呼びます。
引力の中でも特に地球からの力を重力って言うんだね！
約100gの物体にはたらく重力のことを「１N（ニュートン）」といいます。
例えば、60㎏の人にはたらく重力の大きさは600Nというわけです。
重力を発見したニュートンの名前から来ているんですね。
まとめ
- 身の回りにはいろいろな力がある！
- 特に触れていなくてもはたらく力は「磁力」「電気の力」「重力」の３つ！
今回の授業は9時間目です！
コメント