分子ってどんなもの?
すべての物質は○○でてきている!
○○に入る言葉はなんでしょうか?
原子!
大正解!宇宙のすべての物質は原子の組み合わせでできているんだったね。
原子は何個あるか覚えていますか?
う~ん何個だっけ?
現在118個の原子が発見されています。ペンもりんごも私たちの体すらも118個の組み合わせで出来ているんです!
組み合わせでできるの?
そうです。日本語も数字も組み合わせで完成してるよ。
日本語は50音の“あ”“い”“う”っていう1文字が組み合わさって“おはよう”といった単語ができるし、数字も“0”~“9“の10個の文字の組み合わせで無限の数字が表現できます。
“水素“=”あ“と同じってことね
そういう風に考えてみましょう!
そうして、原子が組み合わさってできるものを“分子”といいます。
分子は原子が組み合わさってできた文章みたいなもの
「CO₂」って言い方を聞いたことありますよね?
二酸化炭素のこと!
その通り!二酸化炭素は分子の1つで、記号で書くと“CO₂”って書きます。
、、、また記号だ
確かに2年生の化学は記号が多くて難しく感じますが、分子の記号はめっちゃわかりやすく表記されてます。
分子の表記について学んでいきましょう!
化学式の書き方
分子を記号で表したものを“化学式”といいます。
CO₂って書き方だね♪
そうです!この書き方はC(炭素)が1つとO(酸素)が2つがくっついていることを表しています。
1つの場合は数字を書かないんだね!
そういうことです!
化学式の表記を使えば、その分子が「どんな原子が何個」組み合わさってできているのかわかるんです!
化学式の表記で気を付けることは数を表す右下に書く数字は小さく書くことです。
大きさ注意!
化学式の右下の小さい数字は「原子が何個あるか」を示している
水の場合は「H₂O」と表記するけど、これはどんな原子で出来ているでしょうか?
Hの右下に₂があるから水素×2!
そうです!
Oの右下には数字がないから酸素は1つ!
その通り!つまりH₂O(水)は水素原子2つと酸素原子1つが合体してできた分子っていうことです!
数字をみるだけだから簡単だね♪
化学式の例をあげるとこんな感じになっています。
多くて難しい、、、
少し大変ですが、頑張って覚えましょう!
例えば下の例みたいに酸素がくっついたら酸化○○って法則がわかってくると化学式をはやく覚えることができます。
酸素がくっつくと酸化○○
塩素がくっつくと塩化○○
同じグループをみつけよう!
化学式の係数
次の問題も考えてみましょう!
化学式の表記の仕方はさらに続きがあって、複数の分子がある時も数字で表現することができます。
ふむ、どうやるんだ、、
二酸化炭素の分子が1つだけの時はCO₂って表現しますね。
二酸化炭素が2つある時は「2CO₂」と書くだけでOKなんです!
数学の係数みたいな感じか
そうですね。xが2つあったら2xと似ていますね!
みかんが2つなら“2みかん”ってことだね♪
そういうことです。
化学式の右下についている小さい数字は、「前の原子が何個あるか」を表して、全体の前についている数字は「分子が何個あるか」を表している
H3NaClをイラストで書いてみよう
さっきの逆で、化学式で表されたものをイラストにしてみましょう。
まずはNaClをイラストにする!
そうだね。さて、書けるかな?
NとaとCとlに分かれる!
残念!それはよくある間違いです!それぞれNやaは何の原子ですか?
Nは窒素で、aは、、、
言えないよね!「a」っていう原子は存在しません!原子を表記する時のルールを思い出してみましょう。
そうだった!
ということでNaClはNa(ナトリウム)とCl(塩素)が組み合わさった分子だったね。
大文字の部分で区切るって考えると超カンタンです♪
大文字で区切るんだね!
このセットが3つあるってことだからイラストで書くとこうなるね。
わかった!
これで書き方をマスターしたね!
原子が組み合わさって“分子”ができる
化学式の右下の数字は原子の数を示す(CO₂はC1つ+O2つ)
化学式の左の係数は分子の数を示す(2CO₂はCO₂が2つ)
コメント
コメント一覧 (3件)
このサイトを見始めたのはついこの間なんですけど、このサイトのファンです。
あと自由研究のやつがんばってください。
コメントありがとうございます!
まだまだ未完成ですが、中学生が使いやすいサイトを目指していきます!
問題3のところ、最初に余分なHがついてH3NaClになってますよ