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すべての物質は小さな粒でできている!
宇宙に存在する物質はすべて小さな粒(粒子)からできています。身のまわりの物や私たちの体もすべて粒子でできています。
つまり、すべての物質を半分、さらに半分、、、と繰り返していくともうこれ以上わけることができない粒子になります。このこれ以上分けられない粒子のことを原子といいます。
原子の大きさはものすごく小さいです。
大きさでいうと、原子1個の直径は0.00000001㎝くらいで、質量は0.0000000000000000000001gくらいです。なかなかピンときませんね。
複雑な人間の体も原子が集まってできています。1つの細胞は約1000兆個の原子から成り立ち、人間の体は60兆個の細胞からできていることを考えると、ものすごい数の原子から体ができていることがわかりますね。
原子が持つ3つの性質
原子には3つの性質があります。
①それ以上分けられない
②新しくできたり、他の原子に変わったり、無くなったりしない
③それぞれ決まった質量がある
古代ギリシャの時代から、17世紀ほどまで、この原子の性質が発見されるまで、多くの研究者たちは錬金術に取り組んできました。賢者の石を作ったり、鉄を金に変える試みが行われてきましたが、すべて成功しませんでした。
成功しなかった理由は、原子の性質にあります。しかし、賢者の石や金をつくりたいという欲望が原子の研究を進め、科学を発展させたことは間違いないですね。
周期表の並びかた
1869年、メンデレーエフは周期表を作成しました。当時の周期表は原子の数は現在のように多くありませんでした。しかし、メンデレーエフはまだ発見されていない原子も今後発見されることを想定して、空白の状態で周期表を発表しました。そして、メンデレーエフの予想通り空白の場所には、新たな原子が発見されてあてはめられていきました。
なぜ、このようにメンデレーエフが今後発見される予想の原子を空白できたのか、その理由は周期表は原子の性質が似ているものが縦に並べられていたりと、規則性があるからです。
例えば、周期表の一番左に並んでいる水素(H)、リチウム(Li)、ナトリウム(Na)、、、はアルカリ金属と呼ばれ、どれも軽く固体のもの(水素以外)を水に入れると爆発するといった似た性質を持っています。
原子の表記方法
原子はアルファベットで表記されます。表記の方法は大文字のアルファベット1文字か、大文字1文字+小文字1文字で表されます。例を挙げると、水素はHと大文字1文字で表記され、ナトリウムはNaと大文字1文字と小文字1文字で表記されます。
下に中学でよく出てくる原子の記号を表にしました。ぜひ覚えてみてください!
水素 | H | 炭素 | C | 窒素 | N | 酸素 | O |
ネオン | Ne | 硫黄 | S | 塩素 | Cl | ナトリウム | Na |
マグネシウム | Mg | アルミニウム | Al | カルシウム | Ca | 亜鉛 | Zn |
鉄 | Fe | 銅 | Cu | 銀 | Ag | 金 | Au |
すべての物質は原子からできている
ドルトンは原子の3つの性質を発見した
原子を性質ごとに並べたものを周期表といい、アルファベットで原子を表す。
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