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- 脊椎動物と無脊椎動物の特徴がわかる!
- 動物の分類分けができるようになる!
地球上に動物は何種類いる?
早速問題!
なんと140万種もいます!
そんなにいるんだ!!
めちゃくちゃ多いですよね!動物を言ってみてって言われても、ハリネズミ、猫、犬、猿、、、100種類言えたら凄いんじゃないでしょうか。
地球のどこに動物がそんなにいるの!?
その答えはほとんどが”昆虫”です!
動物を分類分けするとこのような表にすることができます。
哺乳(ホニュウ)類はたったの5,500種しかいないんです
今回はそんな動物たちの分類して、それぞれの特徴を勉強していきます!
それではいきましょう!
脊椎(セキツイ)動物
脊椎動物はどんな動物かというとズバリ「脊椎(せきつい)」を持つかどうかです。
脊椎ってのは要するに背骨のことです!
- 背骨がある動物→脊椎動物
- 背骨がない動物→無脊椎動物
と思っておけばOKです!
僕にも背骨あるの?
あるでしょ(笑)
ハリネズミの場合は背中に針がたくさんあるけど、それ以外にも体の中心に脊椎があります。
脊椎動物は大きく5種類に分けることができます。
5種類の生物の特徴を覚えていきましょう!
魚類の特徴
魚類は地球で初めて誕生した脊椎動物です!
もちろん知っての通り、えらを使って呼吸します。
動物の体温は人間のように常に36℃って感じにキープできる種はそんなに多くなく、魚類は変温動物に分類されます。
体温が周囲と似た温度になる動物を「変温動物」という
水の温度が10℃なら体温も10℃くらいになるってこと
魚類の子供は卵で増えます。このように卵によって子供を残すふえ方のことを「卵生」といいます。
魚類の卵の特徴はぶよぶよとしていることです。例えば料理でもよく使われる鶏の卵は固い殻に覆われていますが、いくらや明太子などの魚の卵ってぶよぶよしてますよね。
また、魚類は1度にたくさんの卵を産みます。その数はなんと数千万個にもなります!なぜそんなにたくさんの卵を産むかと言うと、魚類の卵が孵化するのはものすごく確率が低いからです。
卵が他の大きな魚たちに食べられる確率が高い
魚類には鱗があるのも特徴の1つです。鱗は体を保護する役割を持っており、他の動物と違って乾燥を守る働きはありません。魚は水の中で生息しているので、特に乾燥する心配がないこともありますね。
魚類の例を上げるとこんな感じ
魚類はイメージ通り水の中にいるものばかりです。サメは魚類に分類されるので要注意!
両生類の特徴
両生類は海から陸上に上がってきた脊椎動物で初めてのグループです。
両生類の例を上げるとこんな感じ
両生類は、その名前の通り、海でも陸上でも両方で生きることができる生物です。
例えば、カエルは生まれた頃はオタマジャクシとして水の中に生息してるけど、大人になると陸上に出てきて生活することができるようになります。
そのため、子供の頃は水の中で生活するために「えら呼吸」で生活していますが、成長すると「肺呼吸」ができるようになります。
両生類最大の特徴は呼吸方法が変わること!
両生類も魚類と同じく、体温が周りの気温に応じて変化する変温動物です。
子供の増やし方も体のないぶよぶよの卵で増える卵生です。
両生類の体の特徴として、体の表面が湿っていることが挙げられます。理由は皮膚呼吸をするためです。
爬虫(ハチュウ)類の特徴
爬虫類はペットとしても人気のジャンルですね。ヒョウモントカゲモドキやカメなどを飼っている人もいるんじゃないでしょうか。
爬虫類の特徴は肺呼吸をすると言うところです。子供の頃からずっと陸上で生活するようになった爬虫類は陸上で呼吸できる肺をゲットしました!
他の生物と同じく、変温動物で体温が外の気温の影響を受けます。
また、卵でふえる卵生なんだけど、 卵に特徴があります!
爬虫類の卵は硬い殻に覆われています。硬い殻で守られることによって乾燥を防ぐことができ、卵から孵る前に死んでしまう確率が減ったんです。
爬虫類には、硬い鱗があることも特徴の1つです。
爬虫類の例を上げるとこんな感じ
脊椎動物の分類分けで難しいのはイモリとヤモリの区別です。イモリは井戸を守る(イモリ)から水の中に住む両生類。ヤモリは家を守る(ヤモリ)から陸上にいる爬虫類と覚えると覚えやすいです!
イモリとヤモリの区別は頻出!
- イモリ🦎→両生類
- ヤモリ🏠→爬虫類
- タモリ🕶️→哺乳類
鳥類の特徴
鳥類はご存知の通り、空を飛ぶことができるグループです! (飛べない鳥もいるけど)
爬虫類と同じように肺呼吸をします。
そして恒温動物と言う特徴を持っています!変温動物はその名前の通り、自分の体温が周りの気温に応じて変化する動物でしたが、 恒温動物は外気温に関係なく、一定の体温を保つことができます!
そのため、寒い夜だったり、急に冷え込むなど環境変化があっても耐えることができ、生存競争に勝ちやすくなったんです!
鳥類も鶏の卵に代表されるように殻のある卵を産みます。
しかし、爬虫類などと違って、卵を産みっぱなしではなく子育てをします。 ツバメの親鳥が、子供にミミズなどの餌を分け与えているのを見たことがありますよね。
鳥類は子育てをしっかりとするため、爬虫類と比べても産む子供の数をかなり減らすことができます!
また鳥類には他の動物にはない羽毛を持っています。羽毛の役割は恒温動物である鳥の体温をキープしやすくすることです。
鳥類の例を上げるとこんな感じ
飛べない鳥はただのペンギンだっ
哺乳(ホニュウ)類の特徴
脊椎動物最後は私たちも分類される哺乳類です。哺乳類は現在の地球で1番進化したグループでもあります。
主な特徴は、肺呼吸をし、鳥類と同じく体温を一定に保つことができる恒温動物ってことです。
高温動物の最大の特徴は、子供の産み方が他のグループとは違うことです!知っての通り、人間は子供をお腹の中で育ててから産みます。
このような母体の中である程度育ててから外に産む子供の産み方を胎生といいます。
胎生で育てることによって、個体が最も死にやすい子供の時代をしっかりと親が栄養を与え続けることができるから、生存確率が飛躍的に上昇しました。
そのため、人間は1度の出産で1人産めばいいですし、他の哺乳類も数匹一緒に産む程度になっています。
ハリネズミは4〜6匹位産むよ
哺乳類の例を上げるとこんな感じ
哺乳類で間違いやすいのは、イルカとクジラが分類されることです!海の中にいるけど、哺乳類なかなか難しいですね。(サメが魚類なことにも注意しましょう!)
まとめ
脊椎動物の特徴をまとめていきましょう!
この表を覚えれば完璧♪
とにかくこの表がわかればOK!
海にいた生物が、だんだんと陸上に上がってくる上で、肺呼吸を手に入れたり、子供を卵の形を工夫したり、子育てをするようになったことで、生存確率を上げてきたってことを頭に入れておくと良いでしょう!
こんな問題が解ければオッケーです♪
正解は、
爬虫類!
無脊椎(ムセキツイ)動物とは
続いて、脊椎を持たない無脊椎動物について勉強していきましょう!
無脊椎動物ってどうやって体を支えているの?
不思議だよね〜体の支えかたは種によっていろいろあります
- 外骨格で覆われている(カニとか)
- 粘膜をはっている(ナメクジとか)
- そもそもムキムキマッチョ!!(ミミズとか)
無脊椎動物は種類も多くいろいろな特徴があるので、わかりやすい分類があるわけじゃないけど、ざっくりと大まかな特徴を抑えていきます!
節足動物の特徴
無脊椎動物は体を守るためにいろいろな工夫をしています。節足動物のグループは「外骨格」という体の外側にクチクラでできた膜をもっています。
この膜は、カニやカブトムシのように硬いものもあれば、チョウやハチなどのように硬くは無いものもあります。
小学校で昆虫は頭・腹・胸に分かれると習ったのを覚えていますか?
節足動物のグループは体に体節と言う節があり、左右対称に脚が生えると言う特徴があります。
節足動物にはいくつかグループがありますが、主な2種類はこちらです。
- 甲殻類
- 昆虫類
甲殻類
甲殻類はその名前の通り、甲羅などの殻を持っているものが多く含まれます。
特に難しいのはミジンコが甲殻類に含まれることです!ミジンコは多細胞生物の甲殻類!要チェックやで!
昆虫類
昆虫類に属する動物は、The昆虫!って感じですね〜
軟体動物の特徴
続いて、無脊椎動物の軟体動物に属するグループについて見ていきましょう!
軟体動物にはいろいろな種類がいますが、タコやイカなどのふにゃふにゃした動物から貝類などが属しています。
軟体動物の特徴として「外套(がいとう)膜」を持つことがあげられます。
イカを解剖すると、中には透明な筋のようなものが入っています。 それが外套膜です。
↓詳しくはこちらの授業を参考にしてください↓
まとめ
脊椎動物の5種類の分類は頭に入れましょう!
- 脊椎動物は「えら呼吸・肺呼吸」「変温動物・恒温動物」「卵生・胎生」で分けられる
- とにかくこれは覚えよう!
- 無脊椎動物は「節足動物」「軟体動物」などがいる
- 節足動物は外骨格を持つ
- ↓の分類もおさえておこう!
今回のまとめクイズ!
次の学習も一緒に頑張ろうね!
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