- 学校に生えている植物の名前がわかる!
- 生えている場所の特徴と植物の関係は?
- 湿った場所に生える植物とは?
それじゃあ授業スタート!
学校の植物を探そう!
春になるとたくさんの植物が芽吹くね
虫パラダイス!ムシャムシャ
まぁ、確かに虫もたくさん出てくるけどね。
春はたくさんの植物も出てきますね。虫は置いといて、学校の中を探検していろいろな植物を観察してみよう!
学校を探検だ!
学校に生えている植物たち
早速学校を探検して植物を探してみましょう!
校庭を探検するとこんな植物がありました!
どれもカラフルだね!
春の植物って感じですね!
見つけた植物発見した場所を記録するとこのようになっていました!
これで何がわかるの?
学校のグラウンドってどっちの方角か知ってる?
地図を見ると南だね
学校には校舎があるよね。太陽は南から当たっているから、校舎や柵の北側は太陽が当たりにくいってことになりますね。
体育祭の時に日陰だったらテンション下がるもんね〜
ってことは、日光を浴びやすい場所と浴びにくい場所ができちゃうわけ。地図に太陽の当たりやすさを一緒に書き込むとこうなります。
太陽が南から当たるので、日陰になっている部分を斜線で示します
校舎や学校の塀で影になる部分を塗りつぶすとこのようになりました。
場所によって日の当たり方が違う
日陰の部分と生えている植物を比べると何かわかりそうだね
ドクダミがたくさん生えてる!
逆に、日向ではカタバミやオオバコなどの植物が見られました。
セイヨウタンポポはどこにでも生えるの?
そうですね。セイヨウタンポポは日向も日陰にも咲くことができます。
その理由はセイヨウタンポポって茎が長いですよね。植物にとって茎が長い事はめちゃくちゃ良いメリットなんです!
背の高い植物は、他の植物よりも先に太陽を浴びることができるのに対し、背の低い植物は背の高い植物の日陰になってしまい、太陽をうまく浴びることができません。
セイヨウタンポポは背が高いから他の植物より日光を浴びやすい
セイヨウタンポポは背が高いから、日向でも日陰でもどっちでも生息しやすいってこと!
地面の湿り気
ドクダミは何で湿った場所に生えているの?
それはドクダミの生存戦略によるものです!
ドクダミは背が低いから、日向で他の植物と争っても日光を勝ち取れる可能性が低いです そのためドクダミは水が豊富でライバルの少ない湿った場所で、生きられるように体を変化させることで、生存競争に勝とうとしているんです!
逆に日向に生息している生物たちは、根っこを強いものにすることで、 太陽のよく当たる乾いた場所でも根っこを使って地面から水を効率よく吸収できるように成長しています!
その場所で頑張ることが大事なんだね
植物の観察
それじゃあ植物を観察してみましょう!
どうやって観察すればいいの?
- ルーペや顕微鏡で拡大する
- スケッチを行う
校庭で発見した植物を観察する方法は、ルーペや顕微鏡で観察した後にスケッチをする方法が一般的です。
ルーペを使って観察する
ルーペを使って観察すると観察した物体を大きくしてみることができます。
植物には、おしべやめしべなど、人間とは違う特殊な体のつくりがあり、拡大してみることでその構造や他の植物との違いについてよく知ることができます。
よく見てみることが観察の第一歩!
ルーペの使い方はこちらの記事で詳しく解説しています!
実際にツツジを取ってきて分解するとこのようにパーツごとに分けることができます。
ツツジを分解した記事で詳しく解説しています!
顕微鏡で観察する
顕微鏡を使うと、さらに植物を詳しく見ることができます。
例えば顕微鏡で植物のおしべについている花粉を観察すると、 花粉との特徴を調べることができます。 植物によって全然違うから面白いです!
400倍もの倍率で観察できるのが顕微鏡のいいところ!
顕微鏡の使い方も面白いのでぜひ参考にしてください!
↓の授業を読むと理解が深まるよ♪
スケッチをする
植物を観察する上でスケッチすることも超重要なことです!
スケッチをすると、植物をよく観察してその内部までしっかりと見ることができます。
↓の授業を読むと理解が深まるよ♪
まとめ
- 校庭にはたくさんの植物が生息している!
- 校舎の南は日が当たりやすいから、カタバミやオオバコが多く生えている
- 校舎の北は日が当たりにくいから、湿った場所を好むカタバミが多く生息する
- セイヨウタンポポは茎が長いから、どちらにでも生息できる
今回のまとめクイズ!
次の学習も一緒に頑張ろうね!
/中1生物