いろいろな植物の観察
好き、嫌い、好き、、、
花占いしてるの?
桜の花でやると絶対好きになってうれしい!!
、、、それは別の植物でやったほうが楽しくない?
他の花は花びらの数が違うの??
はい、植物はそれぞれ生存するために多くの工夫を体に凝らしているから知れば知るほど面白いですよ!
ツツジの花のつくり
今回観察に使う植物はツツジです!
道路沿いの花だんによく生えているピンク、白、赤の鮮やかな花です。
いいにおいのやつだね!
そうです!さっそくツツジの花を分解してみましょう!
なんか難しそう、、、
いいえ!ツツジの花は簡単に分解することができます!ツツジの花は花弁がスポッと抜けて楽しく分解できます。
分解した動画があるのでコチラを見てください。
簡単に分解できますね♪
動画に出てきたツツジのパーツの名称を並べてみます。
4つしかないね!
そう!覚えやすいよね!じゃあそれぞれのパーツを詳しく見ていこう!
がく
一番外についている葉っぱみたいなパーツは“がく”といい、葉じゃなくて花の一部です。
葉っぱじゃないんだね
花弁
がくの内側にあるパーツは“花弁”です。
いわゆる花びらだね
色鮮やかだね!
そう!花の命ともいえる色鮮やかな花弁は虫たちをおびき寄せるために、たいていド派手は色をしているんです!
なんのために虫なんて集めるの?
虫たちに花粉を運んでもらうためです!詳しくはコチラの学習で学んでください♪
ツツジの花弁に注目すると、花弁が全部くっついていることがわかりますね。
たしかに不思議!
このように花弁がくっついている植物を”合弁花類”といいます。
タンポポとひまわりって合弁花類なの!?
不思議だよね。タンポポは合弁花の花が100個くらい集まって1つになっているんです!動画を見るとタンポポにつくりがわかります♪
見た目だけじゃ判断できないんだね
桜みたいな花占いできる花は何ていうの?
花弁がバラバラになっている植物は“離弁花類”といいます。例を挙げるとこんな感じ。
花弁が合わさっているのが合弁花類、離れているのは離弁花類
そのままだからわかりやすいね♪
おしべ
花弁の内側にある細い柱は”おしべ”といいます。
10本もあるんだ
ツツジのおしべは10本ありますが、役割は全部同じで花粉をつくることです。
ツツジのおしべの先をピンセットでつぶして顕微鏡で400倍に拡大すると、おしべの先端からベタベタした花粉が出てきました!
おしべとめしべの詳しい役割は次の学習で学んでくださいね♪
めしべ
続いては花の中心にある”めしべ”です。
めしべはほとんどの植物で1つの花につき1本しかありません。めしべの根元をよく見るとふくらんでいるのがわかりますね。
めしべは中央にある大事なパーツ!
このふくらんでいる部分を子房といい、この中で種子がつくられます。
4つだけだから簡単に覚えれるね♪
ツツジの標本の作り方
分解した花はどうするの?
捨ててしまってもいいんですが、今回はせっかくだからツツジの花を使って標本をつくってみましょう!
楽しそう!
材料が少ないので、家にあるもので簡単に作ることができるからぜひやってみてくださいね1!
手順は2つだけ!
分解した花のパーツを並べてテープで貼るだけ♪
密閉をしっかりしないと腐ってしまうから気を付けましょう!
空気と触れてしまうとすぐに変色したり、腐っていくからしっかりの密閉しよう!
ピッタリ密閉!
これできれいな花を保存することができます!よく観察するから勉強のためにもやってみてくださいね♪
花のパーツは外側から「がく」→「花弁」→「おしべ」→「めしべ」
花弁がくっついている植物を合弁花類、離れている植物を離弁花類という
標本をつくる時はテープでピッタリと密着させよう
今回のまとめクイズ!
次の学習も一緒に頑張ろうね!
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