目次
生き続けるためのメカニズム
人間の体はたくさんの器官がそれぞれの役割を果たすことで、高度で複雑な体を維持することができています。
これまでのまとめで、それぞれの機能を確認すると
肺→気体の交換
心臓・血管→細胞と養分・不要物の交換
消化器官→食べ物を消化する
小腸→養分を吸収する
肝臓・腎臓→不要な物質を体外に排出する
これらすべてのはたらきによって栄養・気体・不要物が体の中をめぐっています。
そして、その物質を運んでいるのは血液でした。血液の中に含まれている物質はその場所によって違います。その違いから、体のはたらきを確認しましょう!
体をめぐる血液
血液の循環を簡単に表すと下のイラストのようになっています。赤色が動脈、青色が静脈を表しています。
心臓から肺に送られる肺動脈を流れる血液には、体中の細胞から出された二酸化炭素が多く含まれています。
逆に肺から心臓に送られる肺静脈には肺から取り入れられた酸素が多く含まれています。
養分について考えてみると、消化器官で消化された養分は小腸で吸収されてから全身に運ばれるので、小腸から送られる血液には多くの養分が含まれています。その養分は肝臓に送られてグリコーゲンとして貯められます。
不要物について考えてみると、アンモニアは肝臓で尿素に変わるので、肝臓から出た血液にはアンモニアが少ないです。また、じん臓では尿素がこしとられてぼうこうに送られるので。じん臓から出た血液には尿素が少ないです。
まとめ
体の各器官は相互に機能し、生命を維持している
血液は場所によって含まれている物質が違う
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