【中１地学】噴火の強さと火山の色の関係は？小麦粉で火山を作ろう！

2025年7月16日

今回の学習で学ぶこと

噴火は白色の火山の方が激しい！

マグマの粘り気によって噴火の激しさや火山の色が決まる！

日本に活火山（活動している火山）は何個あるでしょう〜か？

う〜ん富士山とか桜島とか20個くらい？

正解は111個です！

日本は火山大国と呼ばれるほど、火山の数がたくさんあります！

例えば、富士山、桜島、有珠山、阿蘇山、、、いくつか知っているものもありますね！

火山もそれぞれ形や色が違います

ゴツゴツしてたり、ひらぺったいやつもあるんだね

今回はそんな不思議な火山について学んでいきましょう！

それじゃあ授業スタート！

火山の形の違い

火山の形はなんで違うの？

上の写真の雲仙普賢岳（うんぜんふげんだけ）とマウナロア（アメリカ）の2つの火山を見比べてみましょう！

形は、雲仙普賢岳のほうがボコボコと盛りあがっていて、マウナロアのほうが平ぺったい形になっていて、色は雲仙普賢岳は白っぽいのに対して、マウナロアは黒っぽい色ですね。

このように火山にはいろいろな形があります。

いろいろな火山の形ができる理由は「マグマのねばりけ」が違うからです！

火山によってねばねばが違うんだね

マグマのねばりけの違いによってマグマの形が変わりますが、有名なものを下に紹介します！

ねばりけによって形も違うんだ！

ねばりけが大きいほど白くてゴツゴツした火山になります！

ねばりけの多い溶岩ドーム型の火山を作るものの例として、雲仙普賢岳や昭和新山などがあります。これらの火山は、盛り上がっていて、ゴツゴツしているのが特徴です。

外国の火山は楯状火山と言い、なだらかな傾斜を持つ火山であることが多く、噴火は比較的穏やかです。

マウナロアやキラウエアなどの外国の火山は楯状と覚えておきましょう！

おまけ：小麦粉で火山を作ってみよう！

小麦粉と水で噴火のモデルを作ってみました！

小麦粉をそれぞれ異なる量の水で混ぜてトレイの上に落とすと、火山の形の違いがわかります。

左側のねばりけの少ない火山は、トレーに落とすとボコボコと盛り上がった形の火山ができました！一方、水を多めにした右側の火山は、トレイに落とすと形が崩れて、そのまま広がっていきました。

左の白色の火山は小麦粉20g+水15gで作りました。右色の黒色の火山は小麦粉20g+水25gで色の違いを出すためにコーヒーで着色して混ぜて作っています。

簡単におうちでもできるから試してもGood♪

火山の色が変わる理由

火山の色はなんで違うの？

主に溶岩の色（何が含まれているか）で変わります！

火山灰や溶岩の「成分（化学組成）」や「温度」「風化の度合い」によって火山の色は変わります！

火山が噴き出す溶岩や火山灰が冷えて固まった岩石には、たくさんの鉱物が含まれています。

つまり鉱物は「岩石の中に含まれている材料」です！

「クッキー（岩石）」に入ってる「チョコチップ（鉱物）」みたいなイメージ。

鉱物は６種類あります！

鉱物について

白色/ 透明な鉱物を無色鉱物

色がある鉱物を有色鉱物　と言う

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