日本で地震はどのくらい起こってる?
さて、どのくらいでしょう?
正解は毎日5回ほど起きています。
ちなみに、日本は地震の数は世界で2番目に多いです!ちなみに、1位はインドネシアです。
これらの国はプレートの境目に乗っているので、面積の小さい国ながら多くの地震が起きています。逆にプレートの境目の少ないドイツやフランスなどの国ではほとんど起きません!
都道府県別では、茨城県がトップになる年が多いです。
地震の用語を知ろう!
地震は海のプレートと陸のプレートの境界で、岩盤が破壊されることによって「ずれ」が生じ、地震の波が発生します。イラストで見てみると、下のようになります。
震源・・・地下の岩盤の破壊が起きた点。
震央・・・地表にある震源の真上の点
震源域・・地震によって岩盤が破壊された領域。巨大地震ほどその範囲は大きい。
震源の深さは数㎞の地震から数100㎞のもの地震まで、さまざまあります。
震源が浅いほど、地上までの距離が近いので、地震の波が弱まらずに伝わってくるので、大きな影響が出やすいです。東日本大震災の震源の深さは24㎞と、かなり浅いこともあり、多大な被害が出てしまいました。
東日本大震災の震源域は南北500㎞、東西200㎞というとても広範囲の岩盤が破壊されました。このことからも巨大な地震だったこともわかりますね。
地震による被害・影響はどのようなものがある?
東日本大震災で引き起こされた被害は、死者・行方不明者が2.5万人超、家屋の倒壊や産業の損失での被害額は20兆円にも上るそうです。
地震によって引き起こされる現象を見ていきましょう!
津波・・・海底で起こる地震が引き起こす大きな波。時速40㎞もの速さでやってきます!東日本大震災の津波の高さは16mにもなりました。恐ろしいですね。津波の被害が1番出るのは水が陸に襲い掛かる時ではなく、陸に上がった水が海に戻る時に、建物などを巻き込むことによって大きな被害が出ます。ちなみに、波の高さは水深によるので、海の上では、被害がありません!
液状化・・振動によって地面の砂が地下水と混じり、地面が液体状になる現象。建物を支える力が弱くなり、大きなビルなども倒壊してしいます!埋立地や干拓地など地下に水が多くある土地でよく起こります。
隆起・・・地震によって、地盤が盛り上がること。
沈降・・・地震によって、地盤が沈むこと
これ以外にも、火災や土砂崩れ、建物の倒壊などの大きな影響が起こります。
南海トラフ地震が数十年以内に起こると予想されていたりと、日本人にとって身近な地震に対する備えをすることも大切ですね!
3日分の水と食料を確保しておくことや手回しラジオの用意をしておくといいかもしれませんね。
まとめ
地震が起こると津波、液体化、隆起、沈降などの被害や地殻変動が起こる
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