【図解あり】プレートテクトニクスとは?海溝・海嶺・プレートの動きも解説!

今回の学習で学ぶこと
  • 地球の表面がプレートから成り立つ理論をプレートテクトニクスという
  • プレートは海嶺で作られ、海と陸のプレートの境目の溝を海溝という

ハワイがそのうち日本とくっつくらしい!!!

現在の日本とハワイの距離は約6700km

プレートが動いているって話だね!

そうそう!すぐに新婚旅行に行けるようになるんだ!

(結婚してたのか?)

それじゃあ不思議な「プレート」について勉強しよう!
でもハワイがくっつくのは8000万年後らしいよ

めっちゃ先じゃん!!

それじゃあ授業スタート!

目次

8000万年後にはハワイと日本がくっつく!?

ハワイと日本との距離は約6700㎞です。でも、8000万年後にはハワイが日本にくっつくと予想されています。

理由は地面が動いているから!

もっと言うと地球のプレートが少しずつ動いているため、ハワイと日本は1年で8㎝くらいずつ近づいているんです!

プレートって何?

プレートは地球の表面を覆う岩の板です!

地球の表面は「プレート」とよばれる岩の板が何枚も組み合わさってできている!

これは3億年前の大陸です!

パンゲア大陸:https://ja.wikipedia.org/wiki/パンゲア大陸

全部くっついてる!?

3億年ほど前には、現在の地球のすべての大陸が、すべてくっついて、パンゲア大陸と呼ばれる1つ大陸でした。それが3億年間のプレートの動きによって現在の形に変化しました。

ヒマラヤ山脈もプレートの移動によって形成されたことが、山頂に海の生物の化石が多数発見されていることからわかっています。

この状態からプレートが動くことで今の大陸の形になったんだ!

このように、地球の表面がプレートによって構成されていて、プレートの動きによって大陸が動き続けたり、プレートの摩擦熱によってマグマが作られり、地震が発生すると考える理論をプレートテクトニクスといいます。

ちなみに、パンゲア大陸を命名したヴェーゲナーが提唱しました。

プレートテクトニクス」とは、地球の表面がいくつもの巨大な岩の板(プレート)でできていて、それぞれがゆっくり動いているという考え方

プレートは動いているんだね

そういうこと!

でも動いてたらどこかで無くなっちゃうんじゃない?

いい疑問だね!
次にプレートはどうなるのかを学習しよう!

地球規模のプレートの動き

今回の問題

プレートは少しずつ動いているけど、動いたプレートはどこに行く?

そして、プレートの始まりはどのようになっている?

プレートがどこで生まれ、どこにいくのかを知りましょう!

答えは簡単に言うとベルトコンベアのようになっています。

プレートの先は地中深くに動いていき、マントルとなって流動して、また新しいプレートになります。

模式的に表すと下のイラストのようになります。

プレートが生まれてくる場所があるね!

海嶺(かいれい)でプレートが発生しています!

プレート全体の動きで考えると、海嶺でプレートが作られ、そのまま押し出される形で全方向に動きます。

動かされたプレートは他のプレートとぶつかり合いながら海溝(かいこう)と言う深い溝を作ります。

このまま奥に流されたプレートは一部は溶けてマグマになったり、もっと深いところに沈んでいき、マントルの一部になったりすることでプレートはなくなっていきます。

プレートは海嶺(かいれい)で生まれ、海溝(かいこう)で消えていく

海嶺&海溝

海嶺と海溝を詳しくみていきましょう!

海嶺海の底にある海底山脈のこと

この場所からマントルが上がってきてプレートが作られます。作られたプレートは海嶺を中心に少しずつ動いています。

火山活動が活発で新しい地面(プレート)がここでつくられる!

例:中央海嶺(大西洋中央海嶺)

海溝はプレートが沈みこむ場所にできる、深〜い海のミゾのこと

プレートには海のプレートと陸のプレートがあり、2つが合流しているところは深い溝になっています。

地震の震源になる場所も多いですね。

日本の東側にある海溝を日本海溝といい、最も深い場所の深さは10546m!

海と陸のプレートの境界では、プレートがぶつかり合って摩擦熱によって高温になっています。そのためマグマが作られたり、岩盤が破壊されて地震が起きたりするわけですね。

日本のプレート

日本は4つのプレートの上に乗っているから噴火や地震が多いです!

でも温泉も多いよ!

日本で地震が多い理由

プレートが多いと火山も多くなります!

日本は火山、地震が世界でトップクラスに多い国です。理由は日本がユーラシア、北アメリカ、太平洋、フィリピン海の4つのプレートに乗っているため、プレートの境界がとても多いからです。

日本はこのように4つのプレートの境目に乗っています。

そのため地震が起こりやすいんですね!

地震が発生する場所は海と陸の境界なので、日本の場合は東側に海のプレートがあるので、震源の深さは東側のほうが浅くなるため、東のほうが地震の影響が大きくなります。

まとめ

今回のまとめ
  • 地球の表面がプレートから成り立つ理論をプレートテクトニクスという
  • プレートは海嶺で作られ、海と陸のプレートの境目の溝を海溝という

今回のまとめクイズ!

プレートが作られるのは?
プレートが作られるのは?
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次の学習も一緒に頑張ろうね!

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