【中2生物】複雑な「耳のつくり」についてわかりやすく解説!

今回の学習で学ぶこと
  • 耳の構造がわかる!
  • 耳で小さい音を増幅する仕組みがわかる!

僕の耳はものすごくいいんだ〜

確かにハリネズミの耳はものすごくいいですね!

我が家のハリネズミは餌の袋を触るとものすごい勢いでケージの扉に駆けつけてきます

疑問なんだけど耳って穴があれば良さそうなのに耳たぶってなんであるの?

耳たぶがあることによって音がやってくる方向がわかるんです!

なるほど!そんな機能があるんだね!

耳は他にも高性能なつくりによって小さい音も聞き取れたりします
そんな耳の構造について学んでいきましょう!

それじゃあ授業スタート!

目次

耳の構造

耳の構造はざっくりとこんな感じです!

耳から音が脳に伝わるまで
  • 鼓膜で音を受け取る
  • 耳小骨で音を増幅してうずまき管に伝える
  • うずまき管で音を電気信号に変えて聴神経を通じて脳に送る

このように鼓膜から脳まで音が伝わっています。

ただ伝えるだけじゃなくて音を増幅する機能があるから小さな音でも聞けるようになります。

それぞれの耳の機能について見ていきましょう!

鼓膜

鼓膜は耳の中で音の振動を受け取る膜です。

直径は約8~10mmほどで、厚さはわずか0.1mm程度の非常に薄い組織です。

意外と薄いんだね

衝撃で破れることもあるけど、小さい穴なら数ヶ月で自然治癒します

鼓膜は音を最初に受け取る器官

鼓膜で受け取った振動は次の耳小骨に伝えられます。

耳小骨

耳小骨は、鼓膜の後ろにある小さな骨のことです。実は耳の中には3つの小さな骨があります。

それが、「槌骨(つちこつ)」「砧骨(きぬたこつ)」「鐙骨(あぶみこつ)」です。

鐙骨の大きさはたったの2.5mmで体の中にある骨の中で最も小さい骨です。

耳小骨のはたらき

鼓膜から受け取った振動を耳小骨がさらに増幅してから順番に伝えていき、最終的に「鐙骨」がその振動を「うずまき管」に送ります。

鼓膜では受け取る面が大きく、振動を伝える耳小骨は小さいため音を大きくすることができています。

耳で受け取る音の大きさを1として、100の大きさの鼓膜で受け取り1の大きさの耳小骨に伝えると音の大きさを100に変えることができるよってイメージです!

うずまき管

うずまき管は、耳の中で音を感じ取る場所です。

内耳という部分にあり、名前の通りうずまきのような形をしていて、聴覚の神経がついています。

名前の通りぐるぐる〜〜

うずまき管の中にあるリンパ液が振動することで、音を伝えます。

うずまき管の独特な形によっても音が増幅されて小さい音もしっかりと脳に伝えることができています!

まとめ

今回のまとめ
  • 耳の構造は複雑で小さな音でも大きくすることができる!
  • 鼓膜: 音の振動を受け取る膜で、耳に入ってきた音を振動に変える
  • 耳小骨: 3つの小さな骨が、鼓膜から受け取った振動を増幅して次に伝える
  • うずまき管: 音の振動を受け取った後、その振動を電気信号に変えて聴神経を通じて脳に送る

今回のまとめクイズ!

音を最初に受け取るのは?
音を最初に受け取るのは?
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次の学習も一緒に頑張ろうね!

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この記事を書いた人

私立中・高一貫校の現役理科教員です。
専門は生物学で、中学・高校理科の教員免許を持っています。
子供のころ勉強に使っていた学習サイトを自分でも作りたくでトライし始めました!
理科の授業を「何度でもふりかえる」ことが出来るように、知識+思考力がつくサイトにしていくのでよろしくお願いします!

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