ツユクサの気孔を観察しよう!手順や気孔の役割を解説♪【中2生物】

今回の学習で学ぶこと
  • 気孔ってどんなもの?
  • 気孔の役割
  • 気孔の存在場所

動物は呼吸するけど、植物もするの?

うん!植物も動物と同じように呼吸をするよ!

え!!でもお口がないじゃん!!

そんなことないよ!
植物にも「気孔」という口があるんだ!

え〜ほんとにぃ?

じゃあ実際に気孔を顕微鏡でみてみよう!

植物のお口を観察だ!

それじゃあ授業スタート!

この授業はYoutubeでも解説しています!

Youtubeの方が実験動画があってわかりやすいから、動画が見れる環境の方はこちらの方がおすすめです!

目次

ツユクサの観察をしよう!

気孔を観察しやすい「ツユクサ」を使って実験しよう!

ツユクサってどんな植物?

ツユクサは平行脈が特徴的な植物です

ツユクサとは

繁殖力の強い単子葉類の植物です。

青色のきれいな花が特徴です!(ムラサキツユクサという紫色のものもあります)

ツユクサから表皮を切り出します!

そのままじゃ観察できないんだね

はい!細胞が重なってしまっているから、1つの層だけを観察しないとダメなんだ

ツユクサの裏側の表皮の細胞を取りたいので、カッターナイフで薄〜く切り込みを入れます。

カッターナイフで切り込みを入れた部分から、爪やピンセットを使って一気に剥がすと、このように薄い表皮を取り出すことができます。

これは楽しい♪

取り出した表皮をスライドガラスの上に乗せて観察をしてみます。

カバーガラスをかけてプレパラートにする必要はありません

気孔が見えるね!

観察すると、このように口のような場所が各地に見られます。これが「気孔」です!

40倍で観察

お口がたくさんある!

さらに拡大すると、気孔の様子がわかりやすいです。

この気孔は閉じている状態なので、少しわかりづらいですが、たらこ唇みたいなのが見えます。

100倍で観察

植物の細胞には気孔がある

気孔はなんのためにあるの?

気孔は主に物質の出入りを行っているよ!

気孔から水(水蒸気)酸素二酸化炭素などの気体が出入りする

動物と同じように気孔は気体の出入り口なんだね

気孔には「蒸散」という大事なはたらきもあるんだ!

蒸散ってなに?

蒸散は気孔から水を出すことだよ!

蒸散とは

気孔から水蒸気を放出すること

「体温を下げる」「新しい水を吸収する」といった役割がある!

植物は気孔から蒸散を行う

蒸散量の計算は中学校のテストでよく出るから勉強しておくといいよ♪

\蒸散量の計算はマスターしておくべき♪/

おまけ:気孔ができるまで

気孔は植物が地上に出てくる過程で生まれました

もともと植物は、海藻のように海に生息していましたが、進化の過程で陸上に上がってくるようになりました。しかし、陸上では太陽によって乾燥してしまい生きることができません。

そのため植物は水が出ていかないようにコーティングをしました。(植物の体は固いですよね)その結果、水を出ていかなくなったのは良かったんだけど、 水や液体を出して光合成をすることができなくなってしまいました。それを解決するために作られたのが機構です!

気孔について詳しく知ろう!

気孔の不思議について知っておきましょう!

気孔の疑問
  • 気孔はどうやって開閉するの?
  • どこに気孔がたくさんあるの?

気孔はどうやって開閉する?

気孔は孔辺細胞で開閉を行なっています

本当にお口みたいだね

気孔は孔辺細胞が動くことで開閉を行っている

気孔はどこにある?

気孔の場所についても知っておきましょう!

気孔は葉の裏側に多く存在する

まとめ

今回のまとめクイズ!

答え、
気孔から出入りしないものは?
気孔から出入りしないものは?
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次の学習も一緒に頑張ろうね!

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