単細胞生物/多細胞生物の例を見ながら特徴を整理しよう!

今回の学習で学ぶこと
  • 単細胞生物/多細胞生物の違いがわかる!
  • 単細胞生物/多細胞生物の例を覚えられる!

もっと大きな体になりた〜〜〜い!!

どうしたの、、、

僕もゴジラみたいになりたいんだ!

でも地球にはもっと小さい1つの細胞で生きる生物もいるよ

一つの細胞で全部できるの!?

すごいよね!
そんな不思議な生物について勉強しよう!

秘密を学んで最強の生物になるぞ!

それじゃあ授業スタート!

目次

単細胞生物と多細胞生物の違い

1つの細胞で生きるなんてすごいね!

1つの細胞で生きている生物を「単細胞生物」
複数の細胞で生きている生物を「多細胞生物」というよ

人間は最初は受精卵という1つの細胞が、細胞分裂を繰り返して、多くの細胞になります。

この増えた細胞はそれぞれ、脳や筋肉、骨のようにいろいろな機能を持つように変化していき、それぞれの役割を果たします。

このように多くの細胞から体ができている生物を多細胞生物といいます。多細胞生物はヒトもそうですし、多くの生物が多細胞生物に分類されます。

逆に1つの細胞から体ができている生物を単細胞生物といいます。単細胞生物の例として、ゾウリムシやアメーバなどの微生物があげられます。細胞が1つだけなので、大きな体をつくることができません。

ちなみに、現在知られている大きな単細胞生物は海ぶどう(クビレズタ)です

単細胞生物は細胞が1つだけで、大きな体をつくれませんが、すごいところがあります!

多細胞生物は1つ1つの細胞がそれぞれの役割を担っていますが、単細胞生物の細胞は1つだけなので、1つの細胞で、栄養を取り入れたり、消化したり、動いたり、子孫を残したりできるんです。たった1つの細胞だけなのに!

単細胞生物は1つの生物で生活しているから、私たち多細胞生物が、例えば心臓動かす係や筋肉を動かす係、骨になる係と分担しているのを1つでやってしまいます!

1つの細胞で生きている生物は「単細胞生物
複数の細胞で生きている生物は「多細胞生物

単細胞生物もすごいんだね〜

単細胞生物と多細胞生物の例をみてみましょう!

単細胞生物の例
  • ゾウリムシ
  • アメーバ
  • ミカヅキモ
  • 大腸菌(細菌)

などなど

多細胞生物の例
  • ヒト
  • ハリネズミ(動物)
  • パイナップル(植物)
  • アオカビ
  • キノコ
  • ミジンコ(←テストによく出る)

などなど

意外と単細胞生物もいるんだね

詳しく生物をみていこう!

単細胞生物の例

単細胞生物の有名な例はこのあたり!

単細胞生物の例
  • ゾウリムシ
  • アメーバ
  • ミカヅキモ
  • 大腸菌(細菌)

などなど

これを覚えておけばまぁOKかな

ゾウリムシ

池や水たまりに多く見られる単細胞生物。

細かい毛(繊毛)を使って水中を泳ぎ、細菌を食べて生活するしています
消化のための「食胞」をつくるなど、体のしくみが意外と複雑。

顕微鏡観察の定番で、中学生の理科でもよく登場しますね!

ゾウリムシの顕微鏡画像はこちら(グロ注意)

アメーバ

形が決まっておらず、体の一部をのばして動きます。

水中や土の中にすみ、細菌や小さな有機物を食べる。

体は1つの細胞だけど、多様な活動ができるよ

ミカヅキモ

植物のように葉緑体をもち、光合成をする単細胞生物。
名前の通り三日月のような形をしている。
池や川にすみ、緑色の群れをつくることが多い。
藻類の仲間で、顕微鏡で見るときれいな形が特徴的。

ミカヅキモの顕微鏡画像はこちら(グロ注意)

大腸菌

人や動物の腸の中にすむ細菌。
多くは無害で、ビタミンをつくったり腸内環境を整えたりする。
一部には食中毒を起こす「病原性大腸菌」もいる。
研究の材料としても使われ、遺伝子研究では欠かせない存在。

研究室などでDNAを増やす時に活躍しています!

多細胞生物の例

大きい生物はほぼ多細胞生物だね

多細胞生物の例
  • ヒト
  • ハリネズミ(動物)
  • パイナップル(植物)
  • アオカビ
  • キノコ
  • ミジンコ(←テストによく出る)

などなど

多細胞生物は、それぞれの細胞で役割が決まっているので、体をどこまでも大きくすることができます!

大きな動物や植物

\ぼくも多細胞生物/

目に見えるレベルの動物や植物はほとんど多細胞生物です!

動物=多細胞生物ではないことに注意! ゾウリムシやアメーバも動物の1種です

動物や植物の分類については、別の記事があるので、そちらも勉強してみてください!

\動物についてはコチラで解説しています♪/

\植物についてはコチラで解説しています♪/

アオカビ

カビも生物なんだね!!

そうです!単細胞生物の仲間ですね

青カビは菌類の仲間で、多細胞でできています。
パンやチーズの発酵に利用されることがあって、胞子を飛ばして増殖します。

抗生物質のペニシリンの元にもなったことで有名ですね

キノコ

キノコ🍄も多細胞生物ですね

地面や木に生え、胞子で増えます。

光合成はせず、有機物を分解して栄養を得ていて、体の大部分は地下や木の中の菌糸でできている。

ミジンコ

ミドリムシは単細胞生物だけどミジンコは多細胞なんだね

わかりにくいけどしっかり覚えておきましょう!

ミジンコは肉眼でもギリギリ見れるレベルの大きさの多細胞生物です!

ミジンコの顕微鏡画像はこちら(グロ注意)

まとめ

今回のまとめ
  • 単細胞生物は1つの細胞が全ての機能を持っている
  • 多細胞生物は細胞ごとに役割分担をしている
  • 多細胞生物は体を大きくすることができる
  • ミジンコは多細胞生物!

今回のまとめクイズ!

次のうち多細胞生物は?
次のうち多細胞生物は?
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次の学習も一緒に頑張ろうね!

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